まきくま山

まきくま山の備忘録。 山歩き・美味しいもの・愉快な仲間


山ブロガーの皆さんの初登り報告が続く中、まきくまもさんも頑張らねば!

と、思ったのですが、なんやかやで山らしい山に行く時間も気力なく、とりあえず青梅のハイキングコースに出かけることにしました。
1月15日(日)のことです。
お天気は薄曇り。前夜の酒がたたって起きたのは8時、それからたまった洗濯だの掃除だの片づけて、電車に乗ったのは9時過ぎ。ま、とにかく自然の中を歩ければそれでいいのさ♪
青梅からふたつめの宮ノ平という無人駅に降りまして青梅丘陵ハイキングコースを目指します。ハイキングの終点は青梅駅。地図によれば2時間ほどの行程です。

ホーム前方の階段を上って駅の北側に出ると、要所要所に道標がありました。

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ほら、こんなふう。

お! おやつ発見。
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フユイチゴ。これ、けっこういけます。
年末に歩いた北高尾(レポ書かなきゃ!)にもたっくさんありました。集めてジャムとか作れそうだなあ。

しばらく暗い杉林の中を行きます。
なんか、すでに、目、めっちゃ、かゆいっす。
ま、シカタアリマセンネ。

で、低山の常で分岐がいろいろあります。
道標はしっかりしているのですが、いまいちわかりにくかったりします。
そこで、自らの勘で突き進むことにします。

と、まきくまさんの選んだ道は巻道だったことに気づきます。
左手、尾根の上はなんだか気持ちよさそーだなあ、といじけた気分で進みますと、ほどなく尾根道と合流です。
展望台が見えたので、尾根道を少し戻って登ってみることにしました。

おお! 気持ち良いっす。
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ここは矢倉台というすばらしい展望台。
青梅の町が見えています。いっぱい家が建ってることにちょっとびっくり。いい眺めです。
多摩丘陵の端っこの展望台。これはまさに、年末に登った八王子城址とおんなじだなあ、と思ったら、なんと! ここも戦国時代の軍事の要だったようです。

青梅地方、かつての杣保(そまほ)に拠点を置いた豪族三田氏は、代々市内東青梅の勝沼城に居住していたが、北条氏照の八王子滝山入城による多摩地方の情勢の変化をうけ、永禄年間(1558-1569)の初め頃、二俣尾の辛垣山(からかいやま)に城を築いたといわれる。
物見櫓(矢倉台)は、この辛垣城から南東約3キロメートルに位置し、戦略上重要な物見の場所であったという。
(青梅市教育員会の解説板より)

辛垣城跡はこのハイキングコースを反対方向に進んだ尾根上にあるようです。
辛垣山と峰続きのこの展望台に前線の砦が築かれていたのでしょう。
辛垣城は永禄6年(1563)に八王子の北条に攻められて落城、まもなく三田一族は滅亡したのだそうです。 

ふむふむ、次回はぜひ辛垣山方面に行ってみよう!

こちらは矢倉台から南に延びる尾根の道。
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なーんか気持ちよさそですねー。宮ノ平の駅から直登してくる道でしょうか。
てな感じで、地図にないけどよさげな道があっちこっちにあります。これに引き込まれるとたいへんなことになるのが低山の常とわかっていても、心ひかれまくります。

で、ほんとのハイキングコースはこっち。
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自動車も通りそうに立派なりっぱな道であります。るんるん。

ん?

あれ?

どうやら、ハイキングコース(青線)と並行して、尾根通しの道(赤線)があるみたいですねえ。
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というわけで、山のぼらーなまきくまさんは、迷うことなく険しいほうの道に分け入ったのでした。
昔からお母さんも言ってた。迷ったら、困難なほうを選べってね。

細いながらも立派な踏み跡がしっかりと尾根をたどっています。
誰も来ない、誰の声もしない、そして小鳥がいっぱい鳴いてる。
うんうん、私の求めていたのはハイキングコースではなくてこういう山道だったのよね。
と、気分よく進みます。

しばらくしますと、右下に見えていたハイキングコースが視界からいなくなり。。。
踏み跡はいつしかやぶになり。。。
いやいや、それでも方向は間違ってないはず。。。
と、思ったら案の定ちゃんと下りだしたので。。。
間もなくハイキングコースに合流か!
と、思ったら、それはとんでもない急斜面を転げ落ちそうになりながら、
灌木や草の根や笹の葉につかまりつつ降りていくしかない、もはや道ではないものになっていたのでした。
そして、右下に、予定通り立派なハイキングコースを発見! 
したのはいいのですが、なぜか、

急斜面をトラバースしていく細い細い踏み跡が土砂崩れでぶっつりと絶たれているのを見たとき、

まきくまさんは、

ずるずると谷に落ちていく血まみれの自分 

を想像したりして
かなりびびったのでした。

それでも、なんとか自分を落ち着かせ、土砂崩れ地点を慎重に越え、小さな沢を無理やりわたって立派なハイキングコースに合流~

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こちらが、まきくまさん生還のルートです。
自分がハイキングコース歩いていて、こんなところからいきなり人が降りてきたら、かな~りびっくりするでしょうね。ったく。

ああ、助かった! と思ったのですが、どうも様子が違います。

右に行ってみたり、左に行ってみたり。
よくわかんないけど、林業の作業小屋があったりして、どう考えても青梅丘陵ハイキングコースとは違う。
とりあえず下ってる方向に進みまして(笑)、電波のあるところまで来たらアイフォンのgoogle mapで自分の位置を確認。

どうやら、私の進んだ尾根はハイキングコースと早々にさよならして真北に向かっていた模様。もう、とにかくなんでこんなとこ出ちゃったの? てなところに自分がいたわけで、それからとぼとぼとぼとぼ、車道をひすら歩いて青梅駅にたどりつきました。

こんな初登りって。。。2012年、いったいどんな年になるんでしょう。。。
猛反省。
山を歩くときは地図を見なくちゃね。

反省ばかりしていても仕方がないので、近所で鳥観察をしていた鳥の先生の車に拾われ、ハイキングコースの最後にたどりつくはずだった青梅鉄道公園に遊びに行きました。

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2120形蒸気機関車。イギリス製です。明治時代の代表的機関車だそうな。
日本で初めて走ったSLとか、まだ茶色かったころの青梅線の電車とか、歴史的な車両がいくつも展示されています。

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運転席に座ってみたり

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まだ丸顔だったころのひかり号と相撲をとったりして遊べます。

私はいわゆる鉄道趣味とかないのですが、ちょっといいもの発見。

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寝台特急つるぎの看板(?)
まさに剱岳ですよねー。
これに乗って剱岳に登りに行けたら、盛り上がるだろうなあ。 

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こちらは出羽。
羽黒山の石段の道を思い出しました。
ああ、これに乗って、、、以下同。

いまは2つともないそうです。 がっかりこ。

そうそう、公園についたときに門のところでのそっとしていた猫と遊びました。


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園長だったことが判明。

まきくまさんがむりやり羽交い絞めにしたりしたので、園長はどこかに行ってしまったのでした。

職員の方に聞いたら、見回りに行ってるって言ってましたけどねー。


低山をさまようまきくまさんに、にやにや
しながら読んでしまいました(^^;
私も奥秩父の低山でさまよったっけ……。
低山って作業道やらよくわからない踏み跡やら
何やらが交差してて、迷いやすいですよね~。
2012/01/21(土) 11:05:47 | |To-ko #-[ 編集]

いやー、歴史がからむ道歩きいいですねえ。
自分もまだ山を始めるまえのある夏に、emiさんと青梅駅からそのハイキングコースを歩きました。宮の平駅に降りる道が藪でふさがってまして、臆病な私は青梅駅までピストンで引き返しましたっけ。まきさんは勇気あるなあ!いつも困難な方を選ぶんですもんね。
2012/01/21(土) 22:26:40 | |監督 #yZfxqMi2[ 編集]

ふむふむ
低山でも道に迷ったり、崖をむりやり下ったりすれば 
たーんとあそべるもんだにゃー(爆

ちょっとの時間でも山を歩こうとする君はえらいぞっと
んで 羽交い絞めにしたの?また
モン吉のように・・・・かわうそ
青梅鉄道公園なつかしー!!
小学生の頃行きましたぞなもし
2012/01/21(土) 22:35:27 | |ろび #9h7fMKrk[ 編集]

ま、まっきー、運転席にいるそのお姿はもしやもしや、山スカ!似合ってるがな~
低山をさまようマッキー、今年はバリですか?
2012/01/22(日) 12:00:34 | |ぜいぜい #aRYHo2sk[ 編集]

To-koさん
>私も奥秩父の低山でさまよったっけ……。

もうどうにもならなくなりますよね。
何か目立った目標がみえるわけじゃなし、妙に道はリッパだったりするし。だいたい尾根も谷もそんな大きいわけじゃないから、地図見てても間違いやすいし。。。
ぷんぷん。
でも、なんか深山の冒険ちっくで、それはそれで楽しかったかも。。。

って、反省してないやんかなあ。

監督
>いやー、歴史がからむ道歩きいいですねえ。

はい、とても興味深いです。地理と人事って、深く関係していることをいまさらながら実感します。現代の人は、山や谷や平野に対してそういう感覚をなくしているからとても新鮮ですよね。

>宮の平駅に降りる道が藪でふさがってまして、臆病な私は青梅駅までピストンで引き返しましたっけ。

なるほど! そんなことがあったんですね。斜面は急ですし、すぐそこに町があるといっても、あなどれません!

>まきさんは勇気あるなあ!

あ、ああああ。
考えなしってやつですなあ。ほんま、いつも困難な道に分け入ります。
2012/01/22(日) 18:44:42 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]

ろびろび
>たーんとあそべるもんだにゃー(爆

そだよ。アドベンチャラス・デンジャラスだよ。

>んで 羽交い絞めにしたの?また
>モン吉のように・・・・かわうそ

したした。思い切り。
でも、嫌がらないんだよ。
おとなしいのよん。(目撃者はめっちゃ怒ってたっていうんだけどさ)

>青梅鉄道公園なつかしー!!
>小学生の頃行きましたぞなもし

多分その、50年前とぜんぜん変わってないと思われ。
あ、ひかり号はその頃まだ走ってもいないか?!

ぜぜさん
>山スカ!似合ってるがな~

おほほほほ。そおお? ぜぜさんもいかが?
あのね、これが意外に歩きやすいのよ。でもって腰を覆うから暖かい。もちろん、スパッツはヒートテックとウールの暑いの二枚重ねだけどね。

>低山をさまようマッキー、今年はバリですか?

これをバリというのだろうか。。。
読図0なんですけど。。。
2012/01/22(日) 18:50:01 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
お久しぶりです
まきくまさま、明けましておめでとう。
富山では、この25日から猛烈な寒波が来るというので、
久々の大雪になるんではと言われてます。
4月のアルペンルート開通が遅れなければ良いのですが。。

立山の情報です。

立山地獄谷では火山性ガスの増加と、ガス警報機の老朽化で、
今年は地獄谷が通行禁止になるとの報道がありました。

大日平山荘は、今シーズンから平常営業となります。
すでに多人数の予約が、何件か入っているようです。

機会があればまた立山にいらしてくださいね。
2012/01/22(日) 23:27:30 | |称名じじ #/BV0VYP6[ 編集]

称名じじ様

富山は雪が多いのではないでしょうか。
うらやましいけど、きっとたいへんなこと、多いのですよね。
大日平山荘、オープンですね! よかった。夏になったらぜひいきたいです。今度は称名の瀧から弥陀ヶ原に登って、ぐるっと一周したいものです。
はあ、考えただけでうっとりします。
2012/01/24(火) 19:46:41 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
まきくまさんが
通った道は
野生の勘で『獣道』だったのかな?

山スカ 歩きやすいでしょうね 膝が突っ張らないでしょうから
藪突入時は要注意です
スパッツ 簡単に裂けますから~
2012/02/01(水) 12:26:36 | |岐阜ぺんぎん #-[ 編集]
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