まきくま山

まきくま山の備忘録。 山歩き・美味しいもの・愉快な仲間


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房総にたけのこ狩りに行ってきた。

GWはいつもかかさず温泉旅行なのに諸般の事情により今年はなし。そのかわりにと出かけた親孝行の日帰りドライブ旅行。
いちご狩、さくらんぼ狩、桃狩、など狩が大好きなまきくま母娘。この季節はやはりたけのこでしょうってんで、ネットで検索して見つけたのが、房総は館○近くの大○喜町。ここのたけのこは茹でてあく抜きをしなくてもいいという極上の品。当日はあいにくの雨予報。早めに出かけて降り出す前に狩をしよう!

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房総の名所、養老の滝。うつくしい滑滝ですが、周りに廃屋となったバンガローがあったり、ゴミが目立つのが興ざめ。観光地としては失格! ちょっと陰気な感じのする土地に少し、不安を感じ始めた頃。
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満開のウツギに出会い、気を取り直す。初夏の訪れを感じる。
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さすが房総は季節が早い。すでにほとんどの田んぼで田植えを済ませていた。日本の田舎がいちばん美しい季節だ。小さな田に一本一本苗を植える老夫婦。やってるほうはものすごい重労働なのだろうけど、眺めてるこっちは妙にのんびり癒される。あー、にっぽんに生まれてよかった。

本日の目的地に到着。レストランで炭火焼料理をいただき、その敷地(なんと5万坪の里山だ)では自由にわらびなど山菜をとったりたけのこを掘ったりすることができる、そんな夢のような施設だ。なにせ夢のような施設なので、当然GWは満席。2日にかろうじて空きがある(平日だもんね)と聞き即座に予約したのだ。
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ここが、炭火焼レストラン。人なつっこいワンコが出迎え。
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人なつっこくはないが、鶏も出迎え。ご主人が玉子を拾っていた。なんだか、わくわくする。
早速受付を済ませ、雨が降る前に狩に行きたい旨を伝えると、気さくできれいな奥さんがビニール袋とはさみを手渡してくれる。
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たけのこ堀用の鍬も用意されている。
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羊小屋。丸々と太った羊(ほんとうは着膨れしているだけで痩せているのかもしれない。だとししたら、ごめん 羊)。羊小屋の周りは蕗ポイント。いらない葉っぱは羊にやってね、とさっき奥さんが言っていたので早速やってみる。ちょっと匂いを嗅いで、ふんっ とされた。もう食べ飽きているらしい。羊の心飼い主知らず、だ。
michi
林の中の小道をワラビポイントへ。その先には竹林もある。狩に心がはやるのか、娘を置いてどんどん前を行くまきくま母。なにか採れるとなると俄然はりきるのが、まきくま家の血。

ワラビ羊歯のあるポイントに到着。少し遅いのかあまりいいワラビはない。それでも草をかきわけかきわけ、藪に入り、ワラビ狩にいそしむ母娘。
と、足首のところがちくっっとした。
ん?
パンツのすそをめくってみる。
こげ茶色の細長い生物がくっついている。
これは、これは、これは、
話に聞いた ヒル では ない か。
(もちろん写真はない)

まきくまパニックに陥る。
(以下、当分の間写真はありません。状況をご推察の上、どうかご容赦ください)

足をばたばたしてみる。
ヒルは落ちない。

手にした小さな鍬でこそげ落とす。
すぐにシューズにとりつくヒル。
葉っぱで払おうとするが、そんなことお構いなしにどんどん登ってくるヒル。再び鍬で払おうとするが、手が固まってうまくいかない。

まきくま母登場。

ちょっとそれを貸しなさい、と鍬をとろうとするが、手が固まって放すこともできない。
ようやくヒルをおとすが、貧血でたおれそうになる。

いつもは虫にめっぽう弱いまきくま母はやけに冷静だ。
憎い。  なぜそんなに冷静なのかと問うてみると
「ふふん、なんか、お母さんにはこない気がするのよねー」
と嘯く。 憎い。

竹林にはいないかもしれないな、と思い、竹林に進む。竹林にはまきくま母娘と3人の親子連れの二組の狩人。
竹林は斜面になっていて、すでにぱらぱらと降った雨にぬれているため足元が悪い。地面は固い粘土質で掘るのは大変そうだ。
たけのこの先っぽがほんのちょっと出ているのを見つけて周りに鍬を入れる。まきくまの自慢は獲物を捕らえる目だ。みんなは見つけられないときもぱっと目に付く。
早速掘り出すが、掘ってみたら直系3センチくらいのしょうがないたけのこだ。くそっ。大きいのも小さいのも先っちょはおんなじようなものなので、掘ってみないとわからないのだ。

あっ。
足の甲がちくっとした。 
ぞーっ。
パンツのすそをめくってみる。
くつしたの上にぽちっと黒い丸が。勇気を出して引っ張るとビューっと伸びて手から離れた。
と、靴下の網目の中にひゅる~と入っていくではないかっ!
ぞーーーーーっ。
靴下をめくり夢中で取り払う。

もうだめ。
限界だわ。

ばりばりばりばり
そこへ突然の雷。ばらばらと大粒の雨が落ちてきた。

まきくま「お母さん。もう、無理。もう、これ以上がんばれない。かえりませう」

と、そこへ親子連れ3人が大物のたけのこを掘り出さんとする、その瞬間が目に入った。

えっ。
負けられないわ
こんな、どこの馬の骨ともわからない親子に負けてたまるもんですか!

まきくま、気迫十分!
どろどろの斜面を登る。
たけのこを見つける。
掘る。鍬で根っこを切る。
ちくっとする。
パンツをめくる。
ヒルをはぎとる。
たけのこを掘る。
ちくっとする。
ヒルを剥ぎ取る。
ちくっとする。
ヒルをつぶす。
たけのこを掘る。
すべる。
どろどろになる。
たけのこを掘る。 こと2時間30分。

takenokohori
で、最後に見つけた大物がこれ。これひとつ掘るのに30分はかかりました。
takenoko
まきくま奮闘の成果。まきくま母はあまりの足元の悪さに途中で撤退していたので、これほとんどがまきくまの戦利品。
ちなみに、件の親子連れの収穫はまきくまの3分の2くらい。
そのあとにやってきた二組の家族はそれぞれひとつも掘れなかった、とさ。あー満足じゃ。

車に戻り、手足をよーく洗って、ドロドロびしょぬれになったパンツとTシャツを着替える。
と、母の悲鳴が……。
足のすねにまるまると5倍くらいに膨らんだヒルがとりついていたという。血がだらだら流れている。
よく水洗いし薬を塗って絆創膏をはる。
あんなに余裕だったまきくま母の顔が青い。
ふん、あんな憎らしいこと言うから罰があたったに違いない。

気を取り直してレストランで炭火焼タイム。
と、何かを感じたまきくま母がこめかみを払うと、丸々と膨らんだ生物が床に落ちた! 
きゃーーーーーーー。
このあたりから、母娘ともに蒼白。

薬を塗って絆創膏をはり、気を取り直して炭火焼をいただく。
と、あっちの席からのもこっちの席からも、ヒルだー、という悲鳴。

ふふん、うちはもうだいじょうぶだもんねー。と、収穫したなからちびたけのこを選んでホイルで包み炭火の中に落とす。ほっくほっくの焼きたけのこだ。絶品!

たけのこもワラビも、自分たちのシューズもすべてきれいに洗い、ひとつひとつ丁寧に点検して車に乗り込む母娘。
狩の成功とはうらはらに、たぶん もう 二度とこないかも、という思いを胸に、「夢のような施設」をあとにした。

帰路、JAの即売所を見つけ野菜を買おうと車を停める。
とれたてのワケギや菜っ葉を手に入れてにこにこの母娘。
車を発進。

ふと隣の母を見ると、腕からだらだらと流血が……。
ぞーーーーーーーーーーーーっ。
「お母さん、それはなにっ?」
「きゃーーーーーーーーーーーーーー」
「く、くるまの なかに いる って こと?」
もう、こうなるとホラーの世界だ。
見えないところに音もなく潜む吸血鬼……。
車を停めて、丹念に点検する母娘。
たぶん、さっき野菜を買ったときに落ちたんだろうという結論に達する。それにしても、それまでずっと車のなかでとりついていた、とは、ぞーーーーーーーーーっ。

もう、二度と こないね。
と言葉にして確認しあう母娘であった。

とはいえ、採ったワラビに罪はない。
warabi
重曹をくわえて茹でてあくぬき。(ほんとは灰汁がいいんだけどね)

utage
翌日のまきくま家の食卓は、山の幸膳。
あー、美味しかった。

でも、もう 二度と 行かない。


ひゃあ、おいしそう~
なにが恐怖か、なにがおちゃめなのか・・・
早く知りたい・・・
キャぴ隊2泊だったっけ?1泊だったけ?
今どうしてるかなあ。
2006/05/05(金) 19:59:33 | |ぜいぜい #aRYHo2sk[ 編集]

詳細早くぅ~
ヒルでも出たのかな。
あっちのほう多いらしいから。
あ、そんなことでヒルむ人じゃないか・・・
2006/05/06(土) 23:11:10 | |イワカガミ #IAmA4RkY[ 編集]

ぜいぜいさん
イワカガミさん
たっだいま~。
はーい、可及的速やかに詳細アップします。
でも、鳳凰が先か、たけのこが先か、実をいうと讃岐もまだ終わったわけではないので……
って考えていたら一日終わってしまっただー。
v-217こんなコメント書いてる間にアップしろ
v-404はい、可及的速やかに……
2006/05/06(土) 23:49:35 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]

うぎゃ~リアルなレポ・・。千葉へようこそでしたね。でもこれからのきせつ確かに房総丘陵は地獄絵と化すのかも。清澄山系も蛭で有名ですう。
そかし申し訳ないけどレポみて顔引きつったり大笑いしたりと大変楽しませていただきました。いや~腹痛いかも・・。

キャピ隊山行もお疲れ様でした。とっても楽しかったみたいですねえ~いいな、いいな!

私旦那と日帰りで奥多摩でした。詳細はレポアップしてありますのでお暇があったら覗いてみてください。
2006/05/07(日) 20:26:49 | |ふうろ #-[ 編集]

山以上のご苦労だったみたいですね、お疲れ様です~苦労した分たけのこもまた格別な味だったのはず!
触れるようになったなんてすっかり蛭マスターですね!今度は肩吸わせて肩こりとっちゃいましょう!
2006/05/07(日) 22:48:16 | |しま #-[ 編集]

ふうろさん
そうでしたか。ヒルで有名なんだ。あのへんって。無知って恐ろしいですね。とにかくヒル初体験だったので、今こうしてこのページをひらいているだけでも、こう、背筋が寒くなります。奥多摩レポ見ましたよ~。ラブラブ強行軍ですね。いいなあ、パートナーがいて。

しまちゃん
お疲れ様~。たけのこは格別の味でしたが、、、、なんともねえ。
店の人は、ヒルは治療にるかわれるんだから、とかなんとか言い訳にしてましたよ。で、母にもさっそくしまちゃんの飼い蛭の話を聞かせ、体にいいことしたと思い込ませときました。でもね、しまちゃんに針はうってもらいたいけど、ヒルは遠慮しときます。
2006/05/08(月) 19:03:52 | |まきくま #-[ 編集]
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