まきくま山

まきくま山の備忘録。 山歩き・美味しいもの・愉快な仲間


縦走の話はちょっとおいといてまず7月最後の土曜に出かけたこちらの山から。

この夏はお休みなし、激務の続く師匠と優しいねーちゃんロビンにお付き合いいただいた秩父の名峰、金峰山です。

一昨年のGWの秩父~奥多摩縦走以来の金峰です。今回はお疲れモードな三人組なので、大弛峠からのゆるゆるピストン。季節とルートの違いでこれが一緒の山かしらん。と思うほど、まったく違う顔を見せてくれました。
(って、GWの金峰アップしてへんやんか~ てな突っ込みはなしで ははは)

多摩のまきくま亭を4時出発。7時に峠についたときには、駐車スペースはほぼ満杯。
登山口に一番近いところにぎりぎり一台分のアキを見つけて車を突っ込みます。

秩父の山のただ中にいきなりおりたつと、周りからうわっと緑が押し寄せてくるよう。そりゃそだよね。林道を延々と1時間くらい走って、やっとこさな大弛峠。富士見小屋から一日かかって歩いてきたあの山深~い峠ですもの。
ああ、ここここ、ここにテント張ったっけなあ、とひとり感慨にふけります。
そして、もうひとつ、この峠には大切な想い出があります。もう5-6年前になるのかなあ、大弛から国師と北奥千丈に母を連れてきたことがあるのです。CTは短いながら、いきなりの階段急登で心臓がばくばくするという母のお尻を無理矢理押すようにして登ったなあ。北奥千丈の気持ちよい頂きで手作りお弁当が美味しかったこと。なんて考えてると、またまた泣けてくるので(笑)、想い出は頭から振り払って、出発です。

秩父らしいコメツガの原生林をじっくりゆっくり登ること1時間。
こんな気持ちよい展望スポットに出ました。

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はあ、やっぱ、山はいいなあ。

なんだか煩い虫がぶんぶか周りを飛ぶことを除けば、気持ちはスカッと晴れてきます。
体を動かすっていうのも、心のバランスを取り戻すのに大きな効果があると思われます。

が、

せっかく担いできた一眼レフにカードが入っていないことが判明。
ま、仕方ない。今日はコンデジでいきますかー。

と、視界の端になんだかきれいな色の蝶が一頭飛んでいます。ゆらりゆ~らり。ふわりふ~わり。
これは、あの渡りをするチョウチョ、アサギマダラではないのか?
あとから調べてみると、そう、その美しい模様のチョウチョはたぶん、日本本土と台湾や南西諸島を行き来するというアサギマダラであったにちがいないのですが、、、
あれは、アサギマダラに違いない、なんてことは後から思ったことで、実際にそのときふと思い出したのは「蝶は死者の魂を運ぶもの」という、昔国文学の教室で学んだ知識の断片。あ、もしかしてそうなのかなあ、と思ってみていたらいつのまにかふうわりふわりと視界から消えていなくなりました。

しばし憩ったあと、頂上への道を進みます。
GWの縦走では、緩んだ雪を踏み抜き踏み抜き苦労して降りてきた道です。10分が1時間のように感じられた苦しい道でした。今回のほうが登りなのだから、ほんとはたいへんなはずなのに、緩やかな起伏をいくつか繰り返しながら、おだやかに高度を上げていくその道は、癒しの道以外のなにものでもありませんでした。

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北八と同じ縞枯れ現象でしょうか。まだらに枯れたところから山頂の五丈岩が望めます。
おーー いい頂きだなああ。

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松と樺と苔の原生林を通り抜け

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森林限界を越えて、五丈岩を目指します。

その前に、

山頂標識の手前の大きな岩によじ登り、

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こんな展望を楽しみながら、ランチにしましょ♪

ロビ&師匠が用意してくれたバケットサンドとスープ、そしてまきくまが持ってきたパイナップルをぱくぱく。
すると、次から次へと私たちの食堂に人が上ってくるではありませんか。。。
うー、邪魔。

と、思ったけど、実は、どうも、ここが、山頂らしかったです。
みなさん、ごめんなさい。
だって、どう考えても道はこの岩の下を通ってるし。写真の右下に例のお団子な山頂標識見えるでしょ?
こんなところ登るのはバカだけだと思ってたんだもんね。

そんなおバカな私たちの頭のずっと上のほうを、
あれ?
さっきの蝶。

あのきれいな文様のチョウチョがふうわり。
こんなきれいな蝶、そうそういるわけないから、ぜったいさっきのあれだ。
(アサギマダラが秩父の山にけっこういるなんて、知らなかったし)
普通の蝶なら、こんなに遠くまでついてくるわけない。
(アサギマダラが一日に200キロも移動することがあるなんて、知らなかったし)
やっぱりそうなんだ。
と、勝手に思い込むまきくまさんは、またもや泣きそうになり(いい加減にせいっ)
でも、妙に元気が出てきて、五丈岩にいけるとこまでいってみよー作戦を敢行したのでした。

作戦について詳しくはコチラ

1時間以上いたかなあ。もう十分というほど遊んだあとは、来た道をまたゆるゆると帰ります。

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途中のピーク朝日岳にてタイマー撮影。

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ふかふかの苔にひかれて、いろんな種類の苔をさわりながら帰る道。

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モン吉のしっぽも発見! なんとも気持ちいいいモンです。

最後は、林道の途中で姥の栃と名づけられた古木に会いました。

RIMG0059.jpg
美しい苔と羊歯が幹を覆っていました。
これは永遠の命を生きているのか、そのまま死者の世界にたたずんでいるのか。
もう、そんなことはどっちでもいいくらいの、大きな木でした。


てふてふうらうら天へ昇るか 山頭火


おぉー うぷしちょる。

この休みにどんだけウプできるかだね(笑

羊歯ってシダって読むのかぁ
ヨウバってなんかオバケの歯かとおもったー
(ぎゃー 休み終わる~)
2010/09/01(水) 13:00:58 | |ロビン #qIFa0De.[ 編集]

ああ、もおねーちゃんのプレッシャーに負けてもうひとつウプしちゃったよ。
ふう。
ぎゃー !!!
こんな時間。
今日やるはずだった、あんな用もこんな用も。。。
う、どしよ(汗)
2010/09/01(水) 17:13:36 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
いつだって
かあちゃんは どんな時でも身近にて 見守っていてくれるんでしょうね
大弛峠(2360m日本最高所の車道峠)辺りは 秋がお薦めです

老栃の清水 旨かったよ
2010/09/01(水) 18:28:32 | |岐阜ぺんぎん #-[ 編集]
いろいろな
場所や、景色や、シチュエーションでお母様と
一緒だった時間を想い出せるのは、それだけ
濃ゆい時間をともに過ごしてきた証拠ですね~

いいお山で何よりです(^^
2010/09/01(水) 21:48:45 | |To-ko #-[ 編集]

岐阜ぺんぎんさん
秋の大弛峠よさそうですね。もっとも針葉樹が多いから、紅葉はどうなのかなあ。みどりとまざってきれいな感じなのかな。峠にテントはって、あっちとこっちとふらふらのんびり歩くのもよさそうですねー。

To-koさん
なんだろ、いっぱい思い出があるのは幸せなことなんだろうけど、なんだろ、もうばっかみたいに、どっか行っちゃあ、べそべそ、なんか見ちゃあべそべそです。はたから見たらもういい加減にせえって感じだと思うけど、、、
でも、金峰はいい山でした。
2010/09/04(土) 07:55:43 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
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