まきくま山

まきくま山の備忘録。 山歩き・美味しいもの・愉快な仲間


今年も残すところあとわずか。
です。

思い返せば、ずいぶんたくさんの山を旅しました。
振り替えれば、レポも、、、  うぅ

レポはほとんど書いてません。。。。

というわけで、残すところあと半月ですが、
まきくま山レポ月間宣言!
とにかく記憶の新しいところから一つ一つやっつけますぞ。  きっぱり!


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12月最初のの土曜日、信州の山友の家に行くついでに山梨の低山に登ろうということになりまして、ガイドやら地図やらひっくり返して検討した結果、南アルプスの前衛、釜無川右岸に位置する荒倉山が浮上してきました。
分県ガイド「山梨県の山」によれば、登山道の途中、平川峠までは鳳凰山へのかつての登山道だったとか。
ならば、一度登ってみよう ということになりました。同行はご近所山友達のたけさん。

中央道韮崎ICでおりて、国道20号を白州方面に向かいます。右は七里岩がずーっと続き、左には釜無川、川をはさんでむこうに鳳凰や甲斐駒がのぞめる気持ちのいいところです。
あいにくこの日はどんよりした曇り空。午後からは雨か雪の予報なので、展望はまったくありません。
穴山橋を渡ってすぐ左へ曲がり、釜無川の河川敷にある午頭公園の駐車場に車を停めます。ここ、いままで何度も何度も通っているはずのところなのに、こんな公園があったなんてぜんぜん知らなかったな。

RIMG0101ll.jpg クリックで拡大
駐車場には荒倉山登山地図がありました^^

出だしの10分ほど、田んぼの中の舗装道路を歩きますが、非常にしっかりした道標がありますので安心です。地元の人が大切にしている山なのかな。犬を連れたお散歩のおじ様と話をしたり、超またーりモードで発進です。

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里で見るご来光ってのもオツなもの

そこへもってきて、なんとも優しいお顔の観音さま。
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朝の空気は冷たいけど、心も体もほっこりしてきます。

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風情のある宇波円井(うばつぶらい)の集落をぬけますと、

龍珠院というお寺に出ます。ここからようやく山道らしい道になるのですが、まだ車も通れる林道でして、いきなり軽トラが降りてきます。運転席には、なんだかにこにこうれしそうなおじさん。挨拶をしてふと荷台を見ると、まだぬくもりさえ残っていそうな大きな角もちの鹿が横たわっていました。今そこで撃って来たのだとか。クマもでるから気をつけてね、といわれました。
うんうん、こういう里に近い山って意外にたくさんの動物の気配があるもの。。。

しばらく行くと林のなかでがさがさっと音がしました。大型の動物の気配です。たけさんがなんだかわからないけど、けものを目撃! ああん、わたしも見たかったなあ。。。
古くからのルートらしく深いU字型にくぼんだ歩きやすい道には落ち葉がふかふかに敷きつめられていて、自分たちの立てる音もかさかさがさがさ、森のなかに響きます。けものたちも私たちの立てる音を聞いているんだろうなあ。

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鳳凰山への道標。いったいいつの道標?!

昔の山人の気配を感じながら、冬枯れの森を気持ちよく進んでいくと、ほどなく平川峠に到着しました。ここが鳳凰に向かう登山者が越えた峠です。
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小武川の谷にいったん降りてさらに南に進む鳳凰への道。かすかな踏み跡が残っていました。


昔は、ここから鳳凰へ入って、さらに広河原に至り、そして北岳を目指したのでしょう。
その頃の北岳は、いまとは比べ物にならないくらい深く厳しい山だったんだろうなあ。
私たちの目指す荒倉山への道は、ここで古の鳳凰の道と分かれて、斜面を左に巻きながら登ります。

と、再び舗装された林道に出まして、、、




え?



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なんで かかし? 

古の道に思いをはせていたのに、、、格調急降下です。


おや? 目の端をすばやく駆け抜ける小動物の影。
けものに目ざといたけさんがリスを見つけました!
背の高い松の木に登っていったところで見失いますが、松ぼっくりにかじりついているのでしょう。上から食べくずが落ちてきます。
高い枝に目をこらすと、あ、いたいた。

木のすぐ下に人間がいるのに、そんなところまであがってくるはずもないとわかっているのでしょう。
安心して食事を続けている様子です。
だあれもいない尾根道は風もなく、私たちが落ち葉を踏みさえしなければ、おそろしく静かで

ぱらぱらぱらぱら  食べくずが落ちてくる音に混じって

こりこりこりかりこり

松の実を食べるかわいい音まで聞こえてきました。

鹿のおじさんにあってから、誰にも出会うことなく、林のなかの展望のない頂上まで、ひたすら静かな山歩きでした。

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頂上間近の尾根道にたつ1本松

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頂上にもなぜか かかし

帰りは、林道終点からしばらく「眺めがいい」と、「山梨県の山」に書いてあった林道を歩きます。確かに晴れていれば、秩父の山や八ヶ岳がきれいなのでしょうが、この日は残念ながら展望はありませんでした。
それでも、林道途中から意外に大きい小楢山が見えてきたりして、気持ちよく歩けました。
途中からはもと来た山道をさくさく下りていきます。

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円井の集落から見えた小楢山。朝よりちょっとだけくっきりしていました。

おおっ わんこ 発見!
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こんちは~


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うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううう

表情はフレンドリーなのに、ずっとうなってる子でした。

なんでだったんだろう。

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振り返れば、なかなか立派な山容です。

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ああ、1本松!
こういう目印のある山って、いいですね。


田んぼまで降りてきたら、またまたけものに目ざといたけさんが、猿発見!
落穂でも拾っているのでしょうか、10頭以上の群れです。
もっと近くで見たい。というわけで、草のぼうぼう生えたあぜ道をそーーーーっと進みます。




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みんなどんどん森の中に逃げてしまったのですが、子どもの猿が1頭だけ残ってくれました。



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これが限界。
ひゃあ、ふわふわ もけもけ だよ。
他の猿が森の中で騒いでいましたよ。


猿にさよならを言って、さて駐車場に向かいましょう。
と、歩いていたら、たけさんの悲鳴が。。。

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草の実だらけ~
思い出すだけでもおぞましいくらいに、草の実だらけでした。
この季節の草むらは要注意ですね。 わたしは注意しながら歩いたからだいじょうぶだったんですけどね。

草の実を必死に取り除いて、さて駐車場に向かいましょう。

と、歩いていたら、大きな民家の庭で畑仕事をしているおばあさんと目が合いました。
こんにちは、と挨拶をすると、

「山、行ってきたのか? 水菜持ってけ」 と水菜をひいて差し出します。

なんでも、おばあさんのお宅は南アルプスのさる山小屋を経営しているのだとか。

少し言葉をかわすうちに、

「あがって、お茶のんでけ」 と、

いうわけで、いつのまにか
おばあさんの部屋のおこたにあたり、
おいしいお漬物とお茶をいただきながら、
いろんな話をしました。

話をしている間にも山小屋のお正月の営業について問い合わせの電話がかかってきました。
てきぱきと答えるおばあさん。
電話をかけている人は、まさか、98歳のおばあさんが対応しているとは思わないだろうなあ。

冬は比較的時間があるので、毎日編み物をするのだそうです。
いままでに編んだ帽子は、デザインも編み方も色もさまざま。
見せていただくうちに、どうしてもほしくなって分けていただきました。

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なかでもいちばんカラフルな一枚を選びました。


登山開始7時、下山10時30分。
たった3時間半の山歩きなのに、いろんな出会いがありました。
長い長い時間をかけて歩いたような、そんな思いが残る山でした。


ちょっと ちょっとー
山に案山子はないでしょってきもするけど
それが里山なんだねー

あのさ、案山子の顔にヘンなものがのりうつってる写真があるよ。
きっと 心霊写真なのおじゃ・・・

この山行の1番の手柄は
なんたって”鳳凰のおばあちゃん”
なんdか会いにいきたくなっちゃうやん
ワンコもカワユイのぉー
2009/12/14(月) 12:59:30 | |ロビン #qIFa0De.[ 編集]

こちらも山レポ月間ですか。
私んとこもそのつもりなんですがね。

鳳凰のおばあちゃんでよかったね。
御○○でなくて…
2009/12/14(月) 14:49:36 | |輝珍 #juZz/cEU[ 編集]

この時期ってなんか里山歩きが絵になりますね~
知らない集落の中ってなんか好きですよ~
お山に行く目的でもなきゃ、怪しくて中々集落だけは歩けないけど。
のんびり感が伝わってくるいい写真だなあ。
2009/12/14(月) 18:24:41 | |ぜいぜい #aRYHo2sk[ 編集]

ろび
>山に案山子はないでしょってきもするけど
>それが里山なんだねー
あのね、公園の登山地図拡大してよーく見るとね、案山子祭何チャラって書いてあるの。たぶん、このあたり案山子のイベントがあるんだね。
>案山子の顔にヘンなものがのりうつってる写真があるよ。
ヘンなもの? 
絶世の美女ぢゃなくて?
>この山行の1番の手柄は
なんたって”鳳凰のおばあちゃん”
うん。おばあちゃん、面白かったー。
最後に皿のお漬物韓国のりが入っていた袋がとってあってね、そこにざばっと入れて持たせてくれたんだよ。
おばあちゃんって、いいよね。
>ワンコもカワユイのぉー
でもね、ずっとうなってるのよー。
モン吉みたいだった。
もしかして、、、、、


ばか?




輝ちゃん
>こちらも山レポ月間ですか。
おお、さっき見に言ったよー。気軽にコメントできない緊張感だった。
こっちと大違いやなあ。

ぜぜさん
>この時期ってなんか里山歩きが絵になりますね~
うん。そうね。
光の具合とかきれいなんだよね。昼間も斜めでさ。
>知らない集落の中ってなんか好きですよ~
私も好き。
で、みんな話しかけてくるよ。
面白い。
>のんびり感が伝わってくるいい写真だなあ。
ありがと。さいこーのほめ言葉だなあ
2009/12/14(月) 22:11:06 | |まきくま@お仕事 #E5Upi6Fk[ 編集]

あったかいぬくもりが伝わってくるレポですね。
あのふれんどりーわんこ、きっと、絶世の美女、ナイト(だれじゃ?)を連れての登場に言葉を失って唸ったのでしょう!

いづこも同じ山レポ月間なシーズンで追い上げです。私もがんばるぞっと。
がんばれ、同志たち!
2009/12/15(火) 08:22:40 | |きぬ #8OglAeDc[ 編集]
おっ
 お色気でおじさんの目を釘付けしてる間に、たけさんが鹿の片腿だけでも「ルパン」なんて手もあったかと…
2009/12/15(火) 19:49:58 | |ヨシ #-[ 編集]

私には…

フリーハンドの
「一本松」
という文字が何とも哀愁を感じますが…(ちゃうか?単なる文字のみだれ??)
2009/12/15(火) 20:09:06 | |上松 B作 #-[ 編集]

きぬさん
>あのふれんどりーわんこ、
>きっと、絶世の美女、
ナイト(だれじゃ?)を連れての登場に
>言葉を失って唸ったのでしょう!
そか、美しすぎるって罪なことなのね。
えと、たここはいたけど、ナイトはいなかったなあ。


ヨシさん
>お色気でおじさんの目を釘付けしてる間に、
>たけさんが鹿の片腿だけでも「ルパン」
いや、そんなことしなくても、お色気で ちょーだいって言えばよかったなりね。
ちょっと、肉硬いもな立派な雄鹿でした。
なんて、そんな肉としてしか見ないなんて、かわいそうだよねー

Bちゃん
>フリーハンドの
>「一本松」
あのですね。これ、ちゃんと文字うってるんですけど。。。
>何とも哀愁を感じますが
わたしが打つと、普通のフォントも哀愁になっちゃうってこと? 
ふん。
2009/12/17(木) 21:26:48 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
はじめまして
はじめまして私の名前は荒倉と言います

荒倉山ってあるんですね(^O^)
2012/01/16(月) 20:54:47 | |アラピー #-[ 編集]
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