まきくま山

まきくま山の備忘録。 山歩き・美味しいもの・愉快な仲間


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なんだかなあ、な体調不良のまきくまです。
こんばんは。
そりゃ疲れもするよねー。
あんだけ呑んで食べれば。。。。って、そーゆーことではなくですね、やっぱ、歳かなあ。
若い頃は海外出張の前後は張り切って徹夜とかしたのにな。ぐすん。

なんや、ほんとにひとりごとみたいですみませんね。
でね、今回はひとりごとに徹しますよ。
オージーで会った人、感じたこと、忘れないように書いとこっと。

オーストラリアの中学生の外国語の履修ナンバー1は、なんと日本語だそうです。
ある美術館で小学1年生のちびっこたちのためのプログラムを見学させていただいたのですが、そのときにもちびっこたちがみんなでお辞儀をしながら「こんにちは~」なんてかわいい挨拶をしてくれました。
かの地では不用意に日本語で悪口など言ってはいけません。
というのは冗談ですけどね。
私たちにとってのオーストラリアよりもオーストラリアの人びとにとっての日本のほうが、もしかして少し近いのかもしれません。

で、その縁のひとつが山だったりするんですよ。
私がたずねた美術館のスタッフの女性は、なんと70年代に6年間も日本に住んでいらしたとのこと。
思い出し思い出し日本語をしゃべってくださいましたよ。
彼女が住んでいたのはどこか、というと、、、、
なーーーんと、奥志賀高原。
スキーのインストラクターだったそうです。奥志賀といえば、かの有名な杉山スキースクールですものね。
朝は毎日、大量に積もった雪の雪かきから始まった、とおっしゃっていました。今年、2月の上旬に志賀に雨が降ったことを話したらとってもびっくりしてたっけ。
今は奥志賀と一の瀬がつながったこと、そして志賀から見える山の話などたくさんしちゃいました。

もうひとりは日本に3年間住んでいた男性。住んでいたのは東京なのですが、彼は9日間かけて北アルプスを縦走したことがあるそうです。
で、いったいどこを? ときいても、彼は山の名前を覚えていないわけで、私のほうから、次々に山名をあげていろいろと聞いてみると、どうも彼は大キレットを歩いているようなのです。
どんなに険しいみちだったかを滔々と語ってました。まあ、そりゃそうでしょうよー。
彼は山小屋に泊まったらしく、日本の山小屋はなんでもある。料理も出てくれれば、ビールもワインもある。わたしは重い荷物のかわりにたくさんのお金を持って行ったと、話していましたよ。
もちろん、「私が山に行くときは、お金のかわりにテントとシュラフを背負っていくわ」 ときりかえしてやりましたとも。

オーストラリアと日本を結ぶ鍵にもうひとつ「戦争」があったんですね。
第二次世界大戦で日本が侵攻したこと。私たちはそのことをすっかり忘れているけれど、かの地ではそんなことはありません。
それを知っただけでも、ま、行った甲斐はあったかなあ。
キャンベラでアジア系の本をたくさんそろえている不思議な本屋さんに行ったのですが、そこの日本のコーナーでもけっこうなボリュームで戦争ものの本がありました。

この本屋さん、なんで行ったかというと、たまたま私が滞在している日に、本屋さんのイベントで日本の歌人による短歌の朗読会があったんですね。
欧米では詩の朗読会というのはたぶんわりと普通にあるイベントで、美術館などでもよくあると思うのですが、日本では短歌にせよ俳句にせよ、詩にせよ朗読会ってそれほどポピュラーじゃないですよね。
で、ちょっと興味そそられて行ってみたら、、、、、
着物を着たかわいらしい感じの女性と、その短歌を英訳したオーストラリア人の女性と、海洋学者でかつ「尺八マスター」であるというオーストラリア人の男性の3人が、満員のお客さん(70人くらい集まっていたかなあ)の前に立っておられました。
で、尺八のBGMが流れるなか、日本語の朗読、英訳の朗読の順で30分ほどのショーが行われました。尺八マスターってなんだろ。というギモンがショーの間中わたしの頭のなかをぐるぐるしてました。
いちばん面白かったのは、実にたくさんの質問が聴衆からでたこと。短歌の形式について、読み方について、英訳の仕方について、日本では短歌はどのくらい人気があるのか、について。
そのひとつひとつにキャンベラ大学の日本文学専攻だったという訳者の女性が、実に的確な回答をしていきます。ああ、あんなふうに日本の文化について説明できないなあ。。。。と、ただただ口をあんぐりあけて感心していました。

たくさんの美術館博物館を訪ねましたが、そこここで先住民であるアボリジニの美術や歴史の展示を見ることができました。それは、アボリジニ固有の文化を知る展示であるだけでなく、オーストラリアの大地を、自然を、知る展示でもあります。一見抽象表現のように見えて、たくさんの動物や川の流れや丘の頂きが登場する物語を表現したアボリジニの絵や工芸は、私が山で感じるなんともいえない心地よさを思い出させてくれました。
でも、それは、いちめん、とても暗く悲しい歴史を掘り返す展示。
昨年、オーストラリアの首相は連邦政府がとってきたアボリジニ政策に関して正式に謝罪の言葉を述べました。博物館は、そんなメッセージも含めて小学一年生のちびっこたちにしっかりと見せています。アボリジニの音楽を聞きながらそんなメッセージの流れる大きな画面を見ているちびっこたち。彼我の違いを感じた一瞬でした。

ああ、ここはオーストラリアなんだなあ、って思ったのは、公園に飛んでる鳥たちを見たときかなあ。
あのね、まじすごいっす。
緑で羽のところがオレンジのオウムとか、白で頭のところに黄色い冠のあるオウムとか、水色のインコとか、そういうのが、ふつーに飛んでます。
加えて、日本ではあんなに大騒ぎしているトキが、カラス並みにその辺にわしゃわしゃいます。
甘い香りを放つ花を咲かせた木の枝にそんなのがわしゃわしゃわしゃって止まってるの見たときね、キャプテンクックのどきどきが、私に伝わったような気がしましたよ。

終わり


おっ、一米?
おつかれさまでした。オペラハウスには行かれました?ずいぶん昔ですが、私は外から見ただけで、中に入らなかったのでちょっと惜しいことをしました。
ところで、先週、バンコク行きの機内で、映画「オーストラリア」を観ました。アボリジニ問題も一応のテーマみたいですが、ラスト近くで日本軍のダーウィン空襲の場面が出てきます。映画の出来栄えは、ま、アポリジニ問題を掘り下げるというよりニコル・キッドマンを魅せるためのような、なんとなく想定の範囲内でしたね。そういえば、ずいぶん昔にメリルストリープ主演でアフリカを舞台にした似たようね映画がありました。私としては、この手の映画はちょっとアングロサクソン側の一人よがりが鼻につく感じで、劇場まで足を運ぶ気にはなれません。
2009/03/11(水) 02:05:03 | |監督@KTM #yZfxqMi2[ 編集]

おかえりんぼ。
なになに?
また海外でお勉強たんまりして
大きく大きくなって帰ってきたんだって?

アボリジニの音楽ってどんなんだっけ?だけど
色んな国の文化や人間って興味あるよね。
人種はともかく、せめて言葉が共通ならば
海外に行って沢山情報交換が深くできるのになー
っと、英語が駄目な私は思うのでありまふ
2009/03/11(水) 12:29:42 | |ロビン@お仕事 #qIFa0De.[ 編集]

監督さま
あれ? 出張中では? いったいどこから書いてるのかなあ。報告してちょー。
オペラハウスはやはり見るだけでした。とても印象的な建物だと思います。世界遺産になってるらしいですね。中はいってみたかったなあ。
>アングロサクソン側の一人よがり
おしゃっていることはわかる気がします。博物館などの展示も、その種の感想をもつひとはいると思います。最近のアボリジニアートのもてはやされ方も、一種ね、独特で、私には違和感がありました。もっとも、オーストラリアでは、10年前まではアボリジニアートは自然史などの博物館に入っていて、いわゆる美術を扱う美術館で展示されることはなかったそうですよ。それがここのところがらりとかわってきたそうです。アメリカをはじめとする「海外」での評価の逆輸入という面がとてもおおきいそうです。
私は今回エミューのダンスを教えてもらって、とっても気にいりました。足の動きがね、面白いの。あたしもこれから、日本の動物のダンスつくろっかなー。楽しいですよー。

ろび
大きく大きくなったんだけどね、この二日間、ちょっといろいろあって、落ち込んでいたらすっかり元に戻りますた。うふふ。で、今日は今日でなんだかショックな出来事があり、たぶんもっと痩せるはず。。。。(あ、自棄食いしてるから、、、逆か。。。)
アボリジニの音楽はね、シロアリが食べちゃって自然に中が空洞になったユーカリの木を吹いて音をだすんだよ。ディジュリドゥー ディジュリドゥーって。それにあわせて、ディンゴのほえるおとや、エミューの動くさまを表現した音や、鳥の鳴き声をはさんでいくの。想像力をとーっても刺激する音楽ですた。
でね、それにあわせてエミューになって踊るの。
>せめて言葉が共通ならば
うーん、言葉はその民族の魂なのだから、共通になったらたいへんだよ。
アボリジニは文字をもたないので、ほとんどその言葉が残っておらず、それがまあ、アングロサクソンにやられちゃった大きな理由だと、私は思う。
ま、ろびの言ってるのは交流手段としての「英語」のこかなあ。こっちは、そうよね、私の場合は才能がないみたいでつ。でもね、今回はなぜかリラックスしていっぱい話せたので、ちょっと勉強意欲がわきました。やっぱり外国の人と意見交換するのは楽しいよね。
2009/03/11(水) 21:08:31 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]

ホテルでも、会社の現地事務所でも一応インターネットに接続できますが、1日20時間の停電だと、少々のバッテリー容量では間に合いません。苦労しとります。
2009/03/12(木) 01:21:58 | |監督@KTM #yZfxqMi2[ 編集]

なんだ なんだ
お疲れや悩みの日々だったの?
暖かな春がそこまできてるよー
少しのんびりする時間つくって
今年の春山、夏山に想いを馳せよう~
まっきー フルパワーで動きすぎだってばさ(笑
2009/03/12(木) 07:40:55 | |ロビン #qIFa0De.[ 編集]

え~~っと、いつものまっきーと違う雰囲気なのですが。。。。。。

でも、こういうふうに落ち込んだり・不調になるまっきーが“本当のまっきー”なのでしょうか?

「人生楽ありゃ、苦もあるさ!」
の、人生を生きている私としては、何とこえをかけていいのやら。。。。

ただ、いろんな文化や世界を知ることってとてもステキなことで、そんな環境に暮らしているまっきーがとってもうらやましいです。
(まぁ、それだけ苦労も多いのかも?)

エミューのダンス、お花見の席でぜひひとつご披露くださいませ!
楽しみにしています。
2009/03/12(木) 10:15:18 | |木曽駒 #6wH.DH8I[ 編集]

えー、へこんでるマキクマさんて、想像しにくいですけど。励ます前に立ち直ってますよね?
あ、KTMは国際航空時刻表なんかで使用されているカトマンズの略号です。念のため。

2009/03/12(木) 11:42:44 | |監督@KTM #yZfxqMi2[ 編集]
つっ
 辛い時はムリしないで、のぉんびりしましょ♪ お薬は、去年のいつだったかロビンさんが紹介していた「FOOTPRINTS IN THE SAND」を読み返してみるとか、どでしょ?(^-^)
2009/03/12(木) 15:35:47 | |ヨシ #-[ 編集]

今はちょっと円高だからオーストラリアからのお客さんも減ったみたいだけど、日本のスキー場は彼らには、とっても評判がいいらしいですね。
白馬や北海道とかのパウダーに感涙ものだそうです。
もち、オージーは我家でもおなじみですって、国産和牛は食べられないけど、オージーならさ、豚より安いし・・・
体調は旅の疲れがでたのかな?早く復帰してちょ!
2009/03/14(土) 18:43:56 | |ぜいぜい #aRYHo2sk[ 編集]

監督
おお、KTMでしたねー。
>励ます前に立ち直ってますよね?
みなさん、なんだかご心配やら励ましやらいただいてすみませんです。
ええ、ええ、落ち込んでるっていってもやけ食いできるくらいですから、そんなたいしたことないですよん。
ま、憂鬱の種はそう簡単に消えるものじゃないけど、なんとかおりあいつけるしかないですもんねー。

ろび
そっちこそ、調子はどうですか?
私は根がのんびりでいい加減だから、いつものんびりしてるよー。
ま、いろいろふりかかってくるのも、このいい加減さとのんびりが災いしていると思われ。

駒ちゃん
あのさあ、だからさあ、なんでわたしがエミューのダンスやらなあかんねん。
なんかみんな誤解してるとおもうんだよねー。
エミューのダンスは神聖なダンスなので、みんなの前ではできませんよ。

ヨシさん
ああーほんまにすんません。だいじょうぶですよ。
のんびりしてます。
山にもいったし。
なにせ3週間も山に行ってなかったのでそれが、まず第一に気鬱の種だったのでしょう。

ぜぜさん
体調は旅の疲れと、歳ですねー。加えて低気圧。
低気圧くると、てきめんですねー。
あと、おなかすいてるとき。。。
あ、ちがったか。
オージービーフはおいしいよね。ラムもおいしかったですよ。カンガルーとか、エミューとかは試してみなかったっす。ちょっと、興味あったんだけど、動物園であの様を見てしまうと、なんか肉まずそうだなあ、って思いました。
2009/03/16(月) 10:39:23 | |まきくま. #E5Upi6Fk[ 編集]
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