まきくま山

まきくま山の備忘録。 山歩き・美味しいもの・愉快な仲間


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さて、その2は、この春以来私が抱えていた健康問題についてです。
その1はコチラ

そんな個人的なこと書くのもどうかと思ったのですが、まあ、おそらくはほとんどの人が何らか健康問題を抱えているんじゃないかなあ、と思う今日この頃、共感を持ってくれる人もいるかもしれないと思って書きとめてみることにしました。
なんて、もうすでに何回も書いてたっけ? 一部の方に人気(?)だった医者シリーズのその後ですね。

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そう、4月にひいた風邪がきっかけで、GWの雪山で完全に体調を崩し、気管支ぜんそくを再発してしまいました。
夜眠れないような状態はほんの10日ほどで脱したのですが、以来2週間に一度の通院を続けています。

気管支が慢性的な炎症を起こしていて、わずかな刺激で気道が狭くなり、せきが出たり呼吸困難になる、というのが喘息の仕組みらしいのです。私の子どものころの治療は(いったい何年前だよ~って突っ込みはなしね)、発作が起きたらそれを抑えるという考え方だったのですが、最近はそのもともとの炎症を治しましょうという考え方に変わっており、毎日の服薬による長期的なコントロールが重要とされます。こう書くと、ことはカンタンなようですが、慢性的な炎症というのは、治りにくいから慢性的なわけで、そう簡単に抑えられるものではないようです。
そもそも自覚症状というのが、もてない。
自分では息が苦しいのが当たり前になっているので、それに気がつかないというまことにまぬけな状態に陥っているわけです。
とくに強い症状が治まったころは、自分としてはもう最高の気分なので、

センセ「いかがですか?」
ま「はい。もうすっかりよくなりました。せきもでなくなったし快調です!こんこんこんこん」

みたいな感じで、自分でせきをしていることにすら気づいていない。

だんだんよくなってきてはじめて
「今週は、胸の圧迫感がありませんでした」、みたいなことを言ってみたりするもんだから、センセに、
「じゃあ、いままで胸の圧迫感があったんですか?」と、顔をしかめられちゃう。

さらに、専門的な知識をもっている医者が意外に少ない。
そんなこんなで、何年も前から何回も気管支喘息を指摘されていたにもかかわらず、中途半端なところで治療を中断し、そこへもってきて齢とかいろんな要素も加わってどんどん悪い状況に陥ったものと思われます。
今回は、専門のセンセにめぐりあい、詳しい話も聞くことができ、じっくり治しましょうという気になったわけです。

まずは自分の状態を客観的に把握するために、簡単な器具を使って思い切り息を吐いたときの空気の流れる量(ピークフローといいます)を計り、記録をつけることになりました。
ピークフローには、年齢と身長を目安に基準値があります。それに照らしてみると、私の数値は異常に少ない。ま、そりゃ、病気なんだから仕方ないわけで、健康な人の標準と比べていても仕方ないので、自分のベストを基準に、それの80パーセント以上をキープすることを治療の目標とします。それより落ちたら治療レベルを上げる、50パーセントを切ったら危険信号という具合に、コントロールの目安にしていくわけです。
数字というのは怖いもので、こんなんじゃ山行けなくなっちゃうよー、と考えたまきくまさんは、すこしばかり節制をすることにしました。

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あ、ほんの少しですけどねー。ははは。
数値の下がった日はお酒は飲まない、とか、ちょっとだけ早く寝るとか。
こんな重い体じゃ肺がかわいそうだなあ、と思い、少しばかり食べる量を控えるとか。
あのね、もっと控えろとか、まだまだ太りすぎだっていうつっこみはなしですからねっ。
まあ、「できる範囲」ってのが肝心なわけですよ。

さて、センセはとても優しいのでまきくまが山に行くことについてはとやかく言いません。
「苦しくなければいいですよ」
(山は苦しいだろう、ってつっこみはなしね。でへへ)
そして、なにかを我慢するよりも、我慢しなくていいように治療をしましょう。
ま、むしろ運動で体力をつけるほうが好ましい、とのこと。
なにか、ハンデがあると思うと燃えるタイプというのがありまして、まあそれが私なんですけどね。というわけで、「なんや今年のまきくまさん、山行き過ぎや~」てなことを周りの人から言われてしまうほどに山に行っちゃってるわけです。

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花の礼文島にも行ったし

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まだ雪の残る時期にキタダケにも行っちゃったし

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そうそう、ツルギもね

じゃあ、実際に山に登った時どうなるのか? これが不思議なことに歩けちゃうんですよ。
空気がいいせいか、山では至って快調なわけです。
ところが、問題がひとつ。標高です。
高い所に行くとがくんと呼吸機能がさがります。
回復するのに数日かかり、なんだかんだと薬の量は増える傾向に。。。
問題が起こったのは南アルプス縦走のときでした。標高をあげたとたんに数値が落ちるのはいつものこと。
4日目、北岳肩の小屋のテン場で、自分のベストの60パーセントを切る数値まで落ち込み、普通の人の基準からしたら50パーセントを大きく下回っています。当然、ひどく息苦しい。まあ、標高下げれば回復するだろうと、たかをくくってみるものの、やはりなんだか不安なので、最終日は日の出をみたらとっとと降ります。
降りて、ほっとしてビールなんか飲んだのが、さらなる敗因だったと思うのですが、帰ってそのまんま病院に駆け込み、吸入器のお世話になる始末。
ま「えと、ちょっと高い山に行きまして。。。」
センセ「高いって、まさか、3000メートル?」
ま「はあ、まあ、そんなもんですぅ」
う、そんなん今回だけとちゃうねんけどなー。ま、センセもとっくのとおにお見通しと思われます。

それでも山に行くのがやめられないのはなんでだろう。
ひとつには、自分の体の反応を観察するのが面白い。どんな状態のときに、どのくらい耐えられるものなのか、それ自体興味深く、漫然と行っていたときよりも張りがあるのです。
もうひとつは、限界があるのなら、その範囲で楽しめるだけ楽しみたい、とますます欲が深くなったみたいなのです。
仕事と山、家族と山、健康と山。
山って趣味とはいえ、何らか犠牲を払って実現させている人も多いのではないかしらん。
困難があればあるほど、行きたくなるのはなんでだろう。
そして、山に行くと、やっぱり来てよかった、と思うんだな。

1-4.jpg

とはいえ、今回も出張から帰ってすぐに黒戸はちょっと無理だったのかなあ、と反省。

ま「すみません、風邪 ひきました」
センセ「うーん、せっかく少しよくなってたのに、残念ですねえ」

うーん、センセにそんな風に言われると、なるほど残念だ。
それが、山のせいかも、、と思うと、ほんと残念だ。
残念って言われないように、もうちょっと考えて山に行かなくっちゃ。
って、結局、それでも、山に行くのはなんでだろう。

それよか、こんなことやってないで、はよ寝ろっちゅう話ですよねー。ははは


やはり、なんやかんや言って、山に登っちゃうんですよね。でも、体あっての山登りですから、お大事に。
2008/10/20(月) 07:40:18 | |つばさ #-[ 編集]

自分の体は自分が一番よく知ってるつもりでも
わからんもんよねー
マッキーも言ってるけど よくなきゃないなりに
自分の体の様子を伺いながら
限界を探りながら試すってことは
考えようによったら楽しくもある(ちょっと言葉ちゃうけど)
これって自分の体と会話をする機会が増えるちゅうことやもんね。
でもさー あくまで無理は禁物やでー
2008/10/20(月) 08:59:45 | |ロビン@もう月曜 #qIFa0De.[ 編集]
お大事に
まきくまさん、体は大事やで。無理はせんと治してからやで。言うてもたたらん三人は「山行く病」重症やからなぁ。伝染らんようにしようっっと。
2008/10/20(月) 19:07:04 | |わい #-[ 編集]
本当に無理しないでね。
喘息とか咳って、周りの人には理解し難い病なので、ついつい無理しちゃうけど、気をつけようね。

まぁ、自分の体は自分がわかっているはずだからね。
体と対話しながら過ごす毎日も、ただただ過ごす毎日よりはず~~っといいことだよね。
2008/10/20(月) 20:08:10 | |木曽駒 #6wH.DH8I[ 編集]

つばささん
>体あっての山登りですから。
はーい。それは、けっこう身にしみました。
だから、まじめに医者にも行ってるしね。無理な歩きはしないようにしてますよん。

ろび
>よくなきゃないなりに
>自分の体の様子を伺いながら 限界を探りながら試すってことは
>考えようによったら楽しくもある
うんうん、それそれ。
ちょっとゲームみたいな感じかなあ。
年とるってのも、それと同じかなあって思う。
限界があったり、制約があったりするのは仕方ないけど、その中で何を得るか、、だよねー。
だから、きっと、まだまだこれから、楽しみはてんこもりなのだー。
2008/10/20(月) 22:36:02 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]

わいはん
>お大事に
ありがとー。
>無理はせんと治してからやで。
うん。でも、センセにもちゃんと相談してるし。。。って、してないときもあるかー。ははは。
>「山行く病」重症やから
あ、その病気につける薬はないってよ。
>伝染らんようにしようっっと。
えと、手遅れかと。。。

駒子さん
>喘息とか咳って、周りの人には理解し難い病なので、
あはは。あたしの場合、一緒に山行くヒトに、「せきしてるよー」とか言われて、気づくことが多いかもだ。やれやれ。
>体と対話しながら過ごす毎日も、ただただ過ごす毎日よりはず~~っといいことだよね。
うん、そう思いますよん。
わたしは、こう見えていろいろと考えるのが好きなので、けっこう楽しんでますよ。
もっとも、私の場合日常生活がどうこうはないし、とりあえず命にもカンケイないし、なんちゅうかぜんぜん悲壮なことはないので、ご心配なくです。
うーん、なんか大げさに書いちゃったかなあ。。。
2008/10/20(月) 22:42:27 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]

低山専門の山歩きをするとか。
私も子供の頃ぜんそくで、長くは生きられないと親に思われてたけど、空気のいいところに引っ越したらすっかり治り、いまではこんな歳になっちゃいました。
山は空気がいいから毎週低山でまったりと歩くと治るかもよ。
いっそのこと低山の山小屋のおかみさんになるっていうのはどうでしょう。
2008/10/21(火) 10:01:11 | |輝子 #juZz/cEU[ 編集]

山でいい空気吸ってリフレッシュできていいんだけど、無理しないでね。
これ以上ひどくなったら大変だよ。

まきさんはいつも元気でいてくれなくっちゃ調子でないもん。
山の温泉で湯治とかってどう?
2008/10/21(火) 12:16:38 | |ふうろ #-[ 編集]

湯治の山旅、いいやねえ。
それにぴったりな山旅を計画中。
まきはんも、どない?
2008/10/21(火) 19:36:18 | |びすこ #-[ 編集]

今日は浅草の平成中村座へ。忠臣蔵見てきましたー。勘ちゃんとしっちー兄弟大活躍。特にしっちー、よかったかもだ。
もちろん、まきくまさんのお目当ては仁左衛門さまですけどね。

輝子さん
>低山専門の山歩きをするとか。
うーん、低山は低山で楽しいけど、そればっかはいやだよ~。
いや、そのあとツルギいったときは平気だったから、長く入らなければ大丈夫。
>いっそのこと低山の山小屋のおかみさんになるっていうのはどうでしょう。
それは願ったりかなったり!!! でもさあ、肝心のお相手がねえ。どっかに、いないかなあ。独身の小屋主さん。料理自慢の山小屋にしちゃるどー。

ふうろさん
>温泉で湯治とかってどう?
なんてステキなひびきでしょう。
ひと月とか2月とか山の温泉に行ってたら、いいよねえ。
でも、めっちゃ太りそうやなあ。そもそも、経済的にも時間的にも許されないよなー。
あ、でも、別に湯治しなきゃいけないほど具合悪いわけじゃないよー。なんか書き方悪かったかなあ。心配かけてすんまそん。
なんちゅうか、なにか障害がありながら山にいくってのは、またそれなりの楽しさがあるよねー、ってことを言いたかっただけなんだよねー。
ふうろさんとことか、夏の終わりにバクハツするの、あれね、とーっても楽しそうよ~。普通の季節に夏休みとるより、楽しい部分ってあるんじゃないかなあ。そんな感じでつ。

びすこさん
>湯治の山旅、いいやねえ。
>それにぴったりな山旅を計画中。
>まきはんも、どない?
はーい いきますいきますいきます。
時間とお金が許せば、もっちろんいきますってばさー。
2008/10/22(水) 23:51:08 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
こんにちは
初めて書き込みます。いつも拝見しております。また遊びにきます!
2008/10/23(木) 21:07:48 | |はなえ #-[ 編集]

病は気から(気は病から・・・じゃないよ!!)っていうもんね。ある程度はやりたいことやった方がいい気もするけど、やりすぎはやっぱりあかんのかなぁ(汗)
ひとつ心配なのは、途中で倒れちゃったときのこと、だね。それだけ、気をつけてね。

>湯治の山旅、いいやねえ。
>それにぴったりな山旅を計画中。
>まきはんも、どない?
わたしはー!!!ぷんぷん!
2008/10/24(金) 12:29:53 | |まゆ太 #Uc1kfBME[ 編集]

まきくまさん、凄いな。「ハンディ」をマイナスと切り落とさないで、うまく付き合っていこうとしているんですね。

うちも長女が小児ぜんそくで大変な時期がありました。みていても辛かったな。本人はもっと辛かったと思います。
って、ちょっと、しんみりしちゃいましたが、


でも、コメント回答見てたら、唐突に「勘ちゃんやしっちー、仁左衛門さま登場」で、うわー、いいな~になっちゃった。

天候不順、低気圧接近のときはお気をつけてくださいな。明日から回復するといいですね。
2008/10/24(金) 17:41:10 | |きぬ #-[ 編集]

この週末は、尾瀬で大騒ぎ。先週からひいた風邪が治りきっていなかったので、実は行こうかどうか直前まで迷っていたのですが、センセは、山行くと調子いいんでしょう? ストレスもあるんでしょうから、まあ、行ってらっしゃい、だって。なーんか、拍子抜けしちゃったですよ。ま、そんなところなので、たいしたこたぁないんです。ご心配いただいたみなさま、すみませんです。

はなえさん
いらっしゃいませ~
またどうぞ遊びに来てください。

まゆぴょん
やりすぎは、いかんですのぉ。食べ過ぎ、呑みすぎ、仕事しすぎ、山行きすぎ、そんでもって笑いすぎ~。あたしの生活はすぎだらけだもんね。でもダイジョウブなのだ~。まゆぴょんがいつも、あたしの「すぎ」をとめてくれるけんね。ふふん。
あ、ほんとに具合悪くなったとき用にはね、強いお薬持ってるから大丈夫。
いつも、ありがとねー

きぬさん
あーん、きぬさんも尾瀬だったのですね。ものすごく残念です。会いたかったなあ。
お嬢さんは、もうすっかりよくなられたのですね。小さい子供は、つらそうでほんとにかわいそうですよね。
あたしの場合は、なんやババクサイだけで、あんましかわいそうな感じないでつよ。そこが、ちょと問題…
2008/10/27(月) 09:30:16 | |まきくま #USanPCEI[ 編集]

わーい久々の医者シリーズだ、しかし以前とずいぶん様子が違いますね。
しかも誰も突っ込み入れていないし

まきくまさんの魅力でお医者さんを丸め込んだらいけませんよ。
 治るものも治りませんよ。
(女医さんだったりして)

 お身体大切に
2008/10/27(月) 17:33:17 | |京のポンポン山 #pwWnhvnY[ 編集]

京のポンポン山さん
わーい、お久しぶりです!
>誰も突っ込み入れていないし
そうそう、ちと、物足りなし。。。

>まきくまさんの魅力でお医者さんを丸め込んだらいけませんよ。
んなわけありません。
>治るものも治りませんよ。
うふふ。
センセがいい男だったりしたら、治らないように努力するところですよねー。
>(女医さんだったりして)
あ、いや、オトコのセンセです。
えーと、とても素敵ですが、まあ、治らないようにしようとまでは思わない程度です。はい。
↑このバチあたりめっ!
2008/10/27(月) 19:32:49 | |まきくま #E5Upi6Fk[ 編集]
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