私がいなくなって、ひとりになった母をずっと支えてくれたのがログちゃんでした。
一度も狩りに成功したことなくて、前のネコはみんなセミやネズミやスズメを獲ってきては見せびらかしたのに、ログちゃんは、ただの一匹もとったことなかった。
庭ネコが毎日のようにくわえてくるセミをうらやましそうに、眺めていて、遊び飽きたのをもらって、庭で転がして、もう、弱ってるはずなのに、まんまとにげられちゃうような子でした。
ぐちゃぐちゃにいじられてもぜんぜんおこらなくて、甥っ子がまだ小さいときにも、ぐわっとつかまれてもおこらなくて、わたしがひっくり返したり、逆毛立てたり、耳ひっくり返したりしても、怒らなくて(ちょとは怒ったけど)、おっとりを絵にかいたような子でした。

でも、(もしかして、だからか?)、私だけには冷たくて、母が「ログちゃん」て呼ぶといつもちゃんと目を見て返事するのに、わたしがいくら呼んでも、いや、呼べば呼ぶほどあさっての方向をむくのでした。

ログちゃんの様子がおかしくなったのは6月半ば。がくっと食欲が落ちてまともに歩けなくなりました。
北海道旅行に行く直前のことで、母は行こうかどうかものすごく迷って、姉が様子をみにきてくれることになり、出かけたのでした。
母が帰ってくるまでログちゃんは無事に生きていてくれて、お土産のうにを美味しそうに7粒食べてくれたそうです。
そのちょっと前から私はぜんそくがひどくて、ネコにさわると発作が起きるので、あまり家には立ち寄らず、寄ってもログちゃんにはさわらないでいました。
6月の最初ころだったか、私がちょっとだけ家にいて帰ろうとしたら、いつもはわたしのことなんか無視ばっかりなログちゃんが玄関まで出てきて、わたしの足にまとわり着いてきたのでした。
まあるい頭をぐいぐい押し付けて、ぼくだよ、ぼくだよ、って言うのでした。
いつもだったら、ログちゃんが怒るまでいっぱいいじりまわす私が、頭もなでてやらず帰っていくことが続いていたので、たぶん、ログちゃんも物足りなかったのでしょう。
そのときは、苦しくなったらどうしよう、せきが出たらどうしようと不安でたまらなかったので、ちょっとだけ、だっこして、ちょっとだけなぜなぜして、なんだ、さすがに寂しくなったんだね、と笑って帰ってきたのでした。

服が毛だらけになって、そのままにするとせきがひどくなるので、一生懸命落として帰ったのでした。
北海道から帰って10日間、母はつきっきりで看病しました。
わたしは、といえば、仕事が忙しく、週末は週末で山にでかけ、
ほんとのこと言うと、腹水がたまって、弱ってしまったログちゃんを見たくなくて、
結局会いにいかなかったのでした。
ログちゃんが死んだのは、7月3日 木曜日の夜。
母と、ログちゃんをかわいがってくれたご近所のおばさんに見守られて息を引き取りました。
金曜日の朝、出勤前に実家に立ち寄り、お別れをしたあと乗った通勤電車で、どうしても涙が止まらず、あの流血の朝以来の、ホラーなオンナになってしまったのでした。
ログちゃんはやわらかい、あたたかい袋のようなネコでした。
なんでも包み込んでくれるネコでした。

職場のスタッフが私に教えてくれました。
「イヌやネコは、死んでから3年は修行の旅にでるんですよ。で、修行が終わると人間に生まれ変わるって。家族がめそめそ泣いたり、呼んだりすると、ちゃんと修行ができなくなるから、いつもにこにこしていないとだめなんですよ」
そっか、生まれ変わるのか。。。。

でも、できれば、ログちゃんはまたネコになって私のところにきてほしいな。
やっぱり、大きくて、立派で、毛並みがよくて、食いしん坊で、甘えん坊で、
わたしのお婿さんみたいな、素敵なネコとして、きてほしいな。
と思うのでした。
でも、修行の邪魔しちゃいけないよね。
そうだ、もしかして、ほんもののお婿さんになってくるかもしれないのだ。
だからね、バイバイ ログちゃん。

元気でね、ログちゃん。




そっか、ログちゃん…
今頃ぴょーさまと遊んでいるよ。きっと。
ろぐーーーーー
16年間たのしかったよね
たまに来て いじくり回すお姉さんはいたかもだけど
優しいお母さんと幸せな一生だったよね。
飼い主似ってわけではないけど
まんまるお顔でお耳が小さくて
んで、目をつぶってても必ず右目があいてるって・・(見たことあんのか)
この前の山行でログちゃんの話題をしようかと思ったけど
きっとみんなじゅるじゅるになっちゃいそうだから辞めた。
言葉がしゃべれない分 愛おしさもひとしお。
ありがとー ログちゃんだね
どんなにかお淋しいことでしょうね。
お母様も・・・
でも愛されて、きっと幸せな一生でしたね。
どうぞお元気を出されてください。
そか、、、
そだったんですか・・・
ログちゃん、まきくまさんの家族を見守ってくれます!
動物は心と心だもんね。まきくまさんの心も思いも届いてると思いますよ。。。
寂しいですね。
これからは、16年間もの楽しい想いと共に、笑顔でログちゃんの修行を応援だね。
ログちゃん、そうだったのか・・・さみしいね。
うちのみーこのときを思い出してしまったよ。
でも、猫も逝くときは悲しい顔しないんだよね。
ありがとうって顔するんだよね。
たぶん、ログちゃん、あちらで、テンと挨拶しているかな〜・・・。16年間、ログちゃん、まきくまさんちに幸せを与えてくれていたのですね〜、しかも心の準備ができるように看病させてくれる時間も与えてくれたんですね、エライ猫ちゃんだ。
あちらでテンもログちゃんから猫のお作法をしっかり教わってまた生まれ変わってきて欲しいな〜。
まきくまさんが、笑顔でログちゃんの思い出を語れる日が来ることを祈っていますよ。
会ったこともないのに…ダメだす。
ステキな家族に囲まれて幸せだったと思いますよ。これからは、「また〜何やってんの」と心配されないように、頑張らないとですね(笑)。
まきさん、寂しいお別れがあったんだね。。
ログちゃん、これからもまきさんとお母さんを見守っていてくれると思うよ!
>これからは、「また〜何やってんの」と心配されないように、頑張らないとですね(笑)。
わたしもそうおもいまーす。って、ねこさん、一緒に飲んでるんじゃないの?!
>でも、猫も逝くときは悲しい顔しないんだよね。
ありがとうって顔するんだよね。
そうそう、ほんとそうなんだよね。猫も飼い主も幸せだったし、これからもずーっと思い出の中で生き続けてくれるんだよね。
にしても、猫好きなのにアレルギーがあるのもつらいですね。私の長男もそうだったです。そのうちなんとか改善するといいですがね。
ログちゃん、つらいお別れですね。
でも修行に出るなら快く送り出してあげないといけないのかな?
って、自分だったらとても出来そうにないです(;_:)
猫は特に自分の死期を悟ると身を隠すと聞きます。
お母様やご近所の方に見守られて天に昇っていったことを思うと、ログちゃんもお別れしたくなかったんだろうなと思いました。
いつの日かログちゃんがまきくまさんのナイトになって現れてくれることをお祈りしていますね。
そーだったのですか...それで。
それにしてもそんなに思われてログちゃんも幸せなにゃんこだったのだなぁと思うのです。
みんなありがとう。。。
って、かくいう私はヨッパライです。ほんとうにスミマセン。
昨日、ログちゃんのかわいい写真を母に持っていってあげようと思って整理し出したら、悲しくて悲しくて涙が止まらなくなってしまい、やっぱりなにかログちゃんのこと書いておきたくなって書いてしまったので、、、みんなにはカンケイないことなのに、すみません。
で、いただいたコメント読むとまた涙が出てきてとまらなくなってしまい、なんだか自分、泣くために書いたんだか〜みたいな状況です。あほや。
ログちゃん、私のところに来て涙ぺろぺろしてくれないかなあ。。。なんて夢想していたら、カレが優しく涙をふいてくれました、みたいなハナシになるといいんだけど、そんなことももちろんまったくなく、今日は、なぜか第1回都会派山のぼらーの会で、とっても楽しかったのですが、やっぱりひとりで歩いているとだーだーに涙が出てきて、暗い多摩川沿いの道を泣き泣き歩くホラーなオンナになってしまうのでした。ログちゃーん、どうしてくれるのよん。そのうち不審尋問とかされちゃうよー。
てるちゃん
うーん、ぴょーさま、なんか育ちがちがう感じでたぶんログちゃんのこと相手にしてくれないと思う。ぴょー様は、高貴で完璧で愛しいねこだったのだろうけど、ログちゃんは、ちょっと不憫なところのある、それだけにかわいい、かわいい子だったのだー。
ろび
右目をあいているのは、眠たいけど、いろいろうるさくされるから仕方なくちょっと見てるのよ。
眠るときはちゃんと閉じるのよ。いつもあいちゃうのは、たここのうちのcoco
ちゃんだよー。
ログのチャームポイントはやっぱ太い腕かな。
あやさん
母はほんと、心配です。日曜も、朝早くうちに着たりして。。。。やっぱ、さびしいんだろうな、と思います。でもね、生きてるものはいつかは、ですもんねー。私はだいじょうぶですよー。がんがんのんでるくらいだし、ね(笑)。ありがとうございます。
hiroさん
>動物は心と心だもんね。
うん、コトバがないから、違うつながりになるよね。
抱っこしたときのあったかい重みが、わすれられませんわ。
食う寝るさん
うん、ちゃんと修行できるんだか。。。。
ログちゃんには無理な気もするのよねー。きっとのほほんとすごして、またネコになってうまれてきちゃうそうですね。でも、そのときに、ちゃんとわたしのところにくるように、お祈りしとかないとねー。
ぜぜさん
>ありがとうって顔するんだよね。
そなの? あたし、ついてなかったからさ。わからないの。
でも、私が行ったときは、すごく安らかな感じだった。静かだった。
テントミータカさん
ありがとうございます。テンちゃんもアメショーでしたよね。うちのログちゃんはアメリカンカールというたれ耳種なんですが、うまく耳が倒れなかった、という最初からオチのついた子でした。
この種のネコって、みんなおっとりさんなのかしらん。テンちゃんもそんな感じがしましたよー。
かいねこさん
おお、先ほどはどもでしたー。
意外に少ない都会派山のぼらーの会、お疲れさんどした。
で、ねこさんはネコ好きでしたか、、、知らなかったです。
まゆ太さん
また〜何やってんの
って、ログちゃんはそんなこと思わないんじゃないかなあ。なーんも考えてないふうだったもん。
でも、こっちが落ち込んでたり、泣いてたりすると不思議そうに覗き込んだりするんだよね。いっぱい泣いてるときてくれるかもだー。なんて、うそうそ。
いっぱい食べてると、ボクもー、って来るかもだー。
よし、ログちゃんの好物いっぱい食べるぞー。
監督さま
ありがとうございます。監督家もメイちゃんの思い出、大きいですよね。
アレルギーは、ほんとにうらめしいです。こんなに好きなのに。。。ままらない人生ですわ(泣)
山空花さん
ありがとうございます。
うんうん、
>ログちゃんがまきくまさんのナイトになって現れてくれる
それがいいなあ。
そしたら毎晩ログちゃんのおなかに顔うずめて寝るのだー。
熊さん
ログちゃんは幸せなネコだったです。でもって、私も母もログちゃんいてくれてほんとよかったです。
ほんとに。
優しい子だったんだね。
お会いできなかったけどね、
天の頂に登られたあなたのご冥福を心からお祈り申し上げます。
河童さん
ありがとうございます。メールもうれしかったです。
うんうん、やさしい子でしたー。
だから、近所のひとにもすごくかわいがられてましたよん。
あんなネコもうきっといないなあ。と思います。
って、ネコといる人はみーんな自分のネコのことそうおもってるんだろうな。てか、ひとつひとつの生き物って、ほんとかけがえのないもの、だよね。
>みんなにはカンケイないことなのに、すみません。
そんな謝ることないさー。まきさんのブログだも〜ん。
ねえ、まきさん。わたし、思うんだけどさ。わたしが死んじゃったときに、まきさんがね、こうやってわたしのことをまきさんの文章で書いてくれたら、天国のわたしは(←天国いくことが前提になってる人)すんごくうれしいと思うんだよなー。だから、ログちゃんもよろこんでるよー、きっと。
寿命が違うから…、会ったときから分かってはいることだけどね(「亀ならいいか」って話じゃないしなぁ)。私も小さい時から大学入る前まで一緒に育った犬がいました。歳をとって弱ってきたのが目立つようになったある日、突然いなくなりました(田舎なので放し飼い)。色々探し回ってもダメであの時はショックでしたが、今では本当に良い思い出ですよ。
時間がそうしてくれます。
何度読んでも まずタイトルの
「ばいばい good bye」が涙さそうじゃないか
ばいばい ちゃう〜
なんかさ、あの体で修行つんでるってイメージすると微笑ましくもあるね。
そうしてまた1つ成長して
体が光り輝いていきそうだよね。
んで、いつかちょっと猫っ毛で腕の太い王子様が突然現れるんだね。
モン吉はバカだから修行に時間かかりそうだなぁ〜
あぁ、初めてこちらで涙してしまいました・・・
うちも犬一匹、猫二匹飼ってますが、こういう日を迎えるんですよね、なんかせつないなぁ〜
まゆぴょん
>わたしが死んじゃったときに
ぶぶっ なに言い出すんだか、この娘は。。。
あのさ、それ逆縁だから。って、違うか〜。ログちゃん、ブログ読めるといのにねえ。
K林さん
ありがとうございます。一緒に育った動物なんてうらやましいです。って、時間がたてば、そうなれますねえ。って、もちろん、今でもログちゃんには感謝してるし、ほんとにいい思い出です。
ろび
うふふ、このタイトル、ええででょう? ぐっど ばい じゃけえ、ええのだよ。
モン吉はばかだから(うひひ)、修行は無理だろうなあ。ログちゃんも実はおばかな子だったので、ちょっと修行は難しそうなのよー。でも、人間にならんでもええねん。ログちゃんのままでええねん。またきてくれたらええねん。
B作さん
>あぁ、初めてこちらで涙してしまいました・・・
ええっ??? それでは、今までは涙していなかったと。。。
南アルプス大縦走感動巨編に感動の涙とか、たけ小屋オフお笑い長編に、笑い死にの涙とか、、、
そっかー、力不足でしたね。
で、B作さんのところには、わんこもにゃんこもいるんですね。うらやましいなあ。複数で飼うのって、もうめっちゃ楽しくて深いですよね。ちゃんと人間関係じゃなくて、わんにゃんカンケイがあって、それぞれ悩んでたりしてねー。
そういうの見てるだけで毎日おもろいですよね^^
ほんと、うらやまし。
違う意味の涙は何度も流していますが・・・
たたされたり、「ふ」って一蹴されたり・・・
敷居のタカ〜〜〜イ、ブログですよホンマ!!(笑)